種苗大手のサカタのタネ(横浜市都筑区)は二十五日、
開発した園芸用植物「サンパチェンス」が
従来の園芸植物と比較して、
極めて高い環境浄化能力があることが分かったと発表した。
東京大大学院農学生命科学研究科の浦野豊博士との共同研究で
実証することに成功した。
同社の坂田宏社長は
「これまでは色や栽培のしやすさなどを中心に草花を開発してきたが、
今後は環境性能にも注目して研究・開発に取り組んでいきたい」
と今後の方針を話した。
これまでの実験の結果、
従来の園芸植物と比べて二酸化炭素(CO2)を四-六倍、
排ガスなどに含まれる二酸化窒素(NO2)を五-八倍、
シックハウス症候群などの原因物質とされるホルムアルデヒド(HCHO)を三-四倍
吸収できる高い環境浄化能力があることが実証された。
表面温度をサーモカメラで計測した実験では、地表より一〇度以上も低く、
従来の園芸植物よりも高い「打ち水効果」があることも分かった。
浦野博士は「これほど浄化能力の高い園芸植物は出会ったことがない」と説明。
今後も継続して共同研究を続け、
どの機能によって高い浄化能力が得られるのかを解明していく方針だ。
同社は今後、サンパチェンスの販売を強化する方針。
二〇〇七年度に三百八十三万鉢(国内約二十万鉢)だった販売数を〇八年度は
九百二十五万鉢(同四十万鉢)に引き上げる。
公園や街路への採用を提案していく。
サンパチェンスは、同社が約八年かけて開発に取り組み、
二〇〇六年四月に出荷を始めた園芸用の草花で、
早い成長性と真夏の暑さにも耐えられるのが大きな特徴。
同社は、成長が早いことから光合成などが効率的に行われているとみて、
〇六年六月ごろから浦野博士と共同で環境浄化能力を調べる実験に着手した。
神奈川新聞 2008・03・25 ローカルニュースより抜粋
今年は、自宅用にガーデニング用に買って見ようと思います。
ぜひ、みなさんも【サンパチェンス】を育てて
ちいさな温暖化抑制運動を!!!!
焼け石に水かもしれませんが
チリも積もればなんとかで
多くの方でおこなえば効果はあるのではないでしょうか?
今回はちいさなeco活動のススメでした。
サンパチェンス
ツリフネソウ科
明るいラベンダーピンク色が涼しげな、気品漂う新品種。
濃い葉色が、花の美しさをより一層引き立てます。
サンパチェンスシリーズの中でも特に色褪せしにくく、凛とした印象です。
【草丈】60〜100cm
【耐寒性】弱
【開花時期】5〜10月
【用途】花壇、鉢植
【一年草】
【日照】日なた、半日陰
【農水省出願中品種】
【商標登録品種】
※写真は栽培イメージ
サカタのタネさん(オンラインショッピング)
※さっそく購入してみました。
5月中旬には届くそうなので、
楽しみに待っています